鸚鵡楼の惨劇 に唸らされはじめた
同姓同名からの流れで、ちょっと社会派系に疲れたので館ものっぽいやつを聴きたいなあ!とおもい、鸚鵡楼の名に惹かれて聞きはじめてしまった 冒頭は戦前かな?の鸚鵡楼で何事かがあったことが示唆される程度で、その後は戦後新宿の雰囲気が伝わってくるジュブナイルものっぽいのがはじまってそこそこ楽しめていた 語り手の危うげな気配がやや不安だったが....
そして不安は的中することとなる
ミズキとのかな〜〜りつらい悲恋というかなんというか.....ロリコンクソ野郎のせいで気分最悪のところに芸者のイヤな感じの性の目覚め描写と相まって運転しながら思わず唸ってしまった
正欲と同姓同名ではさらっと伏せられていた感があったが、かなり直球の胸糞描写が続くのでかなりキチィ そして何やら判決が言い渡されていて「お前!やっぱりか〜〜〜」とがっくしきつつ、情状酌量?刑期短すぎん??(我ながら同姓同名のヤジみたいなことを言っている)をおもったりしつつ
そしたらバブル末期の新宿へ舞台は変わって、サオリという女性の語り手に変わるのだが、この章ではそれまでとやや変わってリアリティラインが踏み越えてくる感じで、ホラー描写もあって「ウゥゥゥ〜〜〜」と しかも今の棲家がなんたらパロットだと示されるあたりでもウゥゥ〜〜〜
自分はみたことないんだけど、みんな好きだよな、ツイン・ピークス....
サオリは明らかに子育てにうまくいってなそげだし、夫との関係も良くなさそうだし、ひたすら不安
回想でどうやら前の語り手とも交流があったことが示唆されるしな...
鸚鵡楼が中心にいるって意味では、ある種の館ものなんだろうとおもうが、今のところは推理すべきことはあんまりなくて、一体どこへ連れて行かれるんだろう....といった具合